前回、高校野球のバット規定変更についての記事を書いたので、今回は僕が高校生だった頃のバット事情について語ってみたいと思う。
僕と同世代の人には「あ〜あったね〜!」と懐かしんでもらえたら嬉しいし、
現役の高校球児には「そんな時代もあったんだな〜」くらいの感覚で読んでもらえたら十分です。
■ 2大巨頭①|SSK「スカイビート」
僕の高校野球時代を語るうえで絶対に外せないのが、SSKのスカイビート。
おそらく僕と同世代で、このバットを知らない人はいないんじゃないだろうか。
某・大阪○蔭の選手たちがこぞって使っていたこともあり、
夏の甲子園の中継で映るバットの8割がスカイビートだった説もある。
迷ったら「とりあえずこれ使っとけ」的な、信頼の一本。
見た目、打感、飛び方、バランス…どれをとっても**“万人受け”最強バット**だったと思う。
■ 2大巨頭②|ミズノ「Vコング」
そして、スカイビートと双璧をなしていたのがミズノのVコング。
これは完全に僕の体感だけど、打感はちょっと硬め。でも、
なんか知らんけどとにかく飛ぶ。飛距離がすごい。
長距離砲タイプのバッターがよく使っていた印象があって、
「ホームランを狙いたいならこれ一択」みたいなポジションだった。
■ おまけ|僕が愛用していたバット
せっかくなので、僕が現役時代に使っていたバットも紹介させてください。
それが、ルイスビルスラッガーの「ジェネシス」。
正直、万人受けはしないかもしれない。けど、一定数熱烈なファンがいたはず。
もちろん、僕もその一人。
このバットを使っていた人ならわかると思うけど、
「黒派」か「銀派」かでめちゃくちゃ分かれた。
(ここで触れると争いが起きそうなので今回は触れませんが…笑)
できることなら、もう一度このバットを持ってバッティング練習がしたい。
■ まとめ
バットの基準が変わった理由は、確かに理解できるし、とても真っ当なものだと思う。
選手の安全性や、より技術の差が出る野球を目指す、という方針も賛成。
でも、自分たちの時代に使っていたバットたちがもう試合で使えなくなるというのは、
やっぱりどこか少しだけ寂しく感じるのも正直なところだ。